ビタミンに富み、カルシウム、鉄分も多い食材小松菜KOMATSUNA

  • 冬素材
  • 旬:12~2月
  • 科名:アブラナ科
  • 原産地:南ヨーロッパ

江戸・小松川で八代将軍徳川吉宗がその美味しさに感動し、「小松菜」と名付けたとされています。小松菜はビタミンに富み、カルシウム、鉄分も多く含む非常に栄養価が高い緑黄色野菜です。カロテンの含有率は、ほうれん草の約2倍と豊富に含まれています。小松菜はほうれん草と肩を並べるほど栄養が高い食材です。


東京都小松川地区の特産

小松菜はもともと東京都小松川地区の特産でしたが、今では幅広い地域で栽培されています。小松菜は「ツケナ」の一種で、アブラナ科アブラナ属に分類される結球しない葉菜類です。チンゲンサイやタアサイ、からし菜などもこの仲間になります。

5月27日は小松菜の日
なぜ、5月27日が小松菜の日なのかと言うと、5(こ)、2(まつ)、7(な)、語呂合わせで小松菜の日としております。2006年に小松菜の消費拡大を目的に、大阪堺市の株式会社しものファームが制定しました。

素材の選び方

小松菜は、葉が肉厚で、茎が太く、30cmほどまで育ったものが美味しいとされています。シャキシャキした食感が特徴なので、調理するときは火を通しすぎないことがポイントになります。

素材の小ネタ1

小松菜の旬は12月から2月にかけてですが、冬場の小松菜は霜に当たると葉肉が厚くやわらかくなり、甘みが増すと言われています。また、小松菜はほうれん草と違ってアクが少ないため、アク抜きする必要がないので手軽に使えるのも魅力となっています。漬け物やお浸し、炒め物、汁の具など多彩な料理に使える便利な野菜です。

素材の小ネタ2

小松菜はもともと茎は細く、葉は柔らかく、傷みやすい野菜だったことはご存じでしょうか?そのため扱いづらい野菜だったこともあり、品種改良が行われ今の小松菜が誕生したのです。現在の小松菜は病害虫に強く、葉が肉厚で、茎が太く、傷みにくい野菜になっています。


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