先輩社員メッセージ

東京支店 市販用冷食営業部 主任/酒巻 弘昌/2014年入社

先輩社員タイトル1


先輩社員1入社後は、野菜を中心とする業務用冷凍食品の営業に取り組みました。当時は直接の顧客である問屋はもちろん、エンドユーザーである外食系企業や病院、高齢者施設などにも訪問しながら、ニーズに合致する冷凍食品を丹念に提案する日々を過ごしていました。

冷凍食品というと手軽に手に入るイメージがあるかもしれませんが、原料は生鮮品ですから自然災害や天候不順の影響を受けて、入手できる数が限られてしまうケースも少なくありません。それだけに仕入れ担当と連携、正確な情報を入手しながら、状況に合わせた最適な提案を行っています。

医療食に着目して新規営業を行っていた時は、介護施設向け給食サービス会社から、高齢者のカロリー不足の改善のために冷凍フルーツのお問合せがありました。関係部署と連携し、お客さまの要望に沿う果実を検討し提案。加工食品の様に、砂糖や添加物が含まれていないため、安心して高齢者に楽しんでもらえると好評を博し、大口で商品を新規導入していただくに至りました。この時は当社のチームワークの良さを体感したものです。現在、家庭向けの冷凍食品を任せられており、中でもある企業が各スーパーに提供しているプライベートブランド(PB)品を重点的に担当しています。さまざまな国から仕入れられた食材がPB品としてラインナップされているのですが、日々の仕入れ調整から携わっており、違った角度から仕事に取り組むことができています。

わからないことは多いですが、裁量権を持たせてくれる組織だけに、私が主体となって解決策を考えていける点にモチベーションを感じながら仕事に臨んでいます。また、平時であれば定期的にアメリカやタイ、中国などの工場に出かけるチャンスもあり、異なる文化に触れることを通して自分を高められることも刺激となっています。近い将来、お客さまのPB品に私が企画した新商品を加えるのを目標に、自己研鑽を重ねていこうと思っています。



冷食事業本部 農産事業部 品質管理部/中谷 龍之介/2017年入社

先輩社員タイトル2


先輩社員2大学卒業後、1年間にわたって欧州のマルタ共和国に語学留学したこともあり、将来は英語力を生かせる仕事に就きたいと考えていました。当社を選んだのは、30カ国150工場の広範なネットワークを有し、扱う品の8~9割が輸入品で占められていると聞き、目指してきた海外ビジネスに挑戦できるチャンスがあると感じたからにほかなりません。

私が所属する品質管理部は、海外工場とやり取りしながら当社商品の品質を高めていく役割を担っています。ただし、工場のことがわからなければ何もできない部署でもあるので、入社後の2年間は製造ラインでの作業、工場・商品の管理といった業務に携わりながら仕事の基礎を身に付けました。製造の最前線に立ったことで品質を高める方法、生産計画の立て方、工場の運営手法などを肌で感じられたのは大きな収穫でした。

現在、海外の委託工場への訪問活動を主体とした業務に取り組んでいます。コロナ渦の中では難しくなっていますが、当社では各工場に直接訪れて生産に立ちあうことを重視しています。現地工場とのコミュニケーションを密にとり、お互いをパートナーとして認め合うことで共にモノ作りに励む気持ちを醸成していくことにもつながります。

私も何度か海外の協力工場を訪れました。担当しているのがフライドポテトですので、産地はアメリカが主体。アメリカの生産者の方々と日本との感覚の違いが大きく、そのギャップを埋めるのが難しいと感じる場面もありましたが、胸襟を開いて一つひとつ埋めていこうと努力を重ねてきました。

自分が生産に関わった品が店頭に並んでいる様子を見ると感慨深い気持ちになります。新商品開発では企画を工場へ落とし込む部分を担当するだけに、やりがいも大きいですね。私自身、もっと工場のことを知り、自分の知識量を増やしながら、ノースイの品質をさらに高めていくために貢献したいです。



【学生の皆さんへ企業研究のポイント】

「こういう業界で働きたい」という確固たる意志を持つのは大切ですが、やりたいことだけで判断せず、自分が得意なことを見極めた上で、幅広く企業を見てみると新しい発見と出会うことができます。目の前の会社に自分が入ったら、どういう風に働いていくことになるのか、具体的に想像しながら企業研究してみると、視野がぐっと広がると思いますよ。<酒巻主任>

入りたい会社を探す以前に、どのような社会人として生きていきたいのかというビジョンを構築していくことが、最初にやるべきこと。社会人としての準備を整えることに重点を置きましょう。専門知識等に関しては、学生の段階で身に付けられるレベルはたかが知れています。会社に入って仕事をしながら、いくらでも身に付けられるのです。<中谷社員>