先輩社員メッセージ
社内外との“チームワーク”を発揮して、お客様のニーズをカタチにする、やりがいある仕事!
東京支店 業務用冷食第三営業部/S.Sさん/2021年入社/外国語学部卒
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「同僚から『病院で私が担当した商品をたくさん目にした』という話を聞いたときには、“誰かの生活を支えている”ということを実感できて嬉しかったですね」 |
学生時代は外国語学部で英語を中心に学びつつ、キャンパスライフを満喫。企業研究では、特定の業種にこだわらず、自分に合った環境を探していましたが、友人と一緒に食事をしたり、お酒を飲んだりするのが大好きだったことや兄が食品関係の会社で働いていたこともあり、この業界に興味を持ちました。数ある企業のなかでも当社を選んだ決め手は、若手のうちから裁量を発揮しながら、幅広い仕事にチャレンジできる環境が整っていること。そして、役員を含め、面談で対応してくれた先輩社員の皆さんのフランクで話しやすい人柄に魅力を感じたことが大きかったです。一言でいえば、フィーリングが合っていると感じましたね。
2021年に入社後は約2ヶ月間の研修を経て、東京支店の業務用冷食第三営業部に配属。商品知識も営業スキルもほぼ“ゼロ”からのスタートでしたし、研修で学んだ品質管理や法規に関する基礎知識もピンとこないことが少なくありませんでした。ですが、先輩の背中を見つつ、実務を積み重ねていくなかで、「あの時の学びは、こういう意味だったのか」と思える瞬間が徐々に増えていき、知識やスキルを自分のペースで磨くことができました。今思い返すと「自分から学び取る」姿勢が尊重される環境だったことも、自分には合っていたと思います。
現在は、業務用の冷凍野菜や加工食品を全国に供給する“広域ビジネス”を担当しています。“広域ビジネス”の特徴は、一回のご発注が数トン規模に上るなど、数多くの物量を取り扱うこと。自分の提案した商品を全国各地の病院・施設などでご利用いただけるたびに、大きな責任とやりがいを感じています。また、単にモノを売るだけではなく、お客様のご要望やお悩みごとをしっかりと汲み取り、工場や開発部隊と連携しつつ、ニーズにマッチした商品をカタチにすることを日頃から意識しています。当社の営業は、社内外との“チームワーク”が欠かせない仕事です。
海外の工場に出張する機会が多いのも、当社の営業職ならではの魅力。実際の製造現場を自分の目でみて、ものづくりのプロセスを深く理解することで、説得力のある提案ができているという実感があります。今後も目の前の仕事に丁寧に向き合いながら、着実にステップアップしていきたいと考えています。
世界各地の工場と営業部門の“橋渡し”を行う。グローバルに活躍できるバイヤーを目指す!
冷食事業本部 農産事業部 製品管理部/I.Rさん/2022年入社/農学部卒
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「新入社員研修で印象に残っているのは工場研修ですね。冷凍ブルーベリーのリパックに取り組んだことで、製品づくりの苦労、奥深さを実感できました」 |
私は学部・大学院を通して農学を専攻。学部時代は畑作の基本や農家の考え方など、現場に近い学びのほか、競走馬の腱の細胞再生に関する研究に従事。大学院では地域ブランドに関する文献研究に取り組むなど、幅広い視点から探究を重ねてきました。企業研究では食品業界を志望していましたが、せっかくなら右肩上がりのフィールドで仕事をしたいと思い、「冷凍食品」に焦点を当てて会社選びを進行。そのなかでも「風通しの良さ」に魅力を感じ、当社への入社を決めました。当社の面談は“雑談”のような雰囲気で、自分らしく話すことができましたし、“歯車”になることなく、若手のうちから裁量を持って仕事に取り組める環境が根付いていることを確信できましたね。
2022年に入社後は新入社員研修を経て、農産事業部の製品管理部に配属。製品管理部は、世界各地の工場と営業部門との“橋渡し”を行う部署です。私は現在、アメリカや中国、タイ、ベトナム、ハンガリーといった国々の工場と冷凍野菜の仕入れに関する交渉から、日本国内へ輸入するための貿易実務や在庫管理まで、営業部門を通じてお客様に届けるまでを一貫してサポートしています。
日頃から心がけていることが二つあります。一つは「バッドファースト(悪い情報ほど早く共有)」のマインドのもと、欠品をはじめとするトラブルを未然に防ぐこと。もう一つは「温故知新」の姿勢を大切にしながら、変えるべきところは徹底的に改善を進めていくことです。業務フローのシンプル化や自動化、電子化など、業務効率の向上に向けた改善活動を積極的に進めています。自分が仕入れた商品が実際にコンビニやスーパーに並んでいるのを見かけるたびに、大きなやりがいを感じられる仕事です。
海外出張が多いのも当部署の特徴で、2025年度の上半期はタイやベトナムなど海外へ3度出張しました。現地の畑を視察し、農家の方々と話し合う機会も多く、学生時代に学んだ農学の知識を活かすことができています。今後の目標は語学力や国際感覚を磨き、世界中のサプライヤーと対等に渡り合えるバイヤーになること。近年は日本企業の「買う力」が弱くなっているといわれますが、サプライヤーとの信頼関係を育み、継続的な調達ができるような体制を築き上げていきたいと考えています。
営業だけでなく、商品開発・仕入れにもチャレンジ。ノースイの水産営業の魅力とやりがい
東京支店 水産第二営業部/Y.Yさん/2023年入社/海洋科学部卒
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「役職や入社年次に関係なくフラットに意見交換ができる環境で、やりたいことにチャレンジできる。チャレンジを力強く応援してもらえることも当社の魅力です」 |
学生時代は海洋科学部に所属。水産物の流通・マーケティングを中心に学びを深め、卒業研究ではSNSの可能性に注目した研究に取り組みました。当時はちょうどコロナ禍で、直接販売に依存していた業者の多くが経営難に直面していた時期。こうしたなかSNSで注目を集めて生き残った事例を分析することで「情報の力で水産業をもっと元気にできないのか」と考えました。大学卒業後は約1年間、量販店の鮮魚部門で勤務した後、第二新卒で当社に入社。ノースイへの転職を決めた理由としては、「品質にこだわった商品を多くの人に届けたい」「“川上”から“川下”までの流れに関わってみたい」という想いを叶えられる点が大きかったです。
2023年4月に入社後は東京支社の水産第二営業部に配属。当社の営業の最大の特徴は、水産原料の営業・販売に加えて、メンバー一人ひとりが“一つの商材”を担当して、その開発や仕入れに携わる点にあります。私は「無保水タイプのむきえび」を担当しており、商社を通じて海外工場とやり取りを行いながら、商品のスペック調整や新規開発にも携わっています。お客様からの「もう少し塩味が欲しい」「色味を均一にしてほしい」「凍結方法を変更したい」といったニーズをカタチにすべく、製造現場と粘り強く交渉して、理想の形に近づけていくことが私のミッション。そのなかで、自分の提案した商品が採用されて、「やっぱりノースイさんの商品が一番いいね」と言葉をいただくことはやはり大きなやりがいを感じますね。そして、学生時代に学んだ「どうすれば多くの人においしいものを届けられるか」という視点、消費者の購買メカニズムやマーケティング手法に関する知見は、今でも私の行動の軸となっています。
今後の目標は「新規商品」を企画・立ち上げしていくこと。国産商材をはじめ高品質だがまだ広く流通していない魚種も多く、開拓の余地は十分にあると考えています。これまでに培ってきた知識・スキルを活かし、商品開発や販路の開拓に力を入れていきたいですね。また、若手社員の誰もが、できるだけ早い段階から営業の現場第一線で活躍できるよう、マニュアル・資料の整備にも取り組んでいきたい。これが現時点での私の目標です。
【学生の皆さんへ企業研究のポイント】

業界研究や企業研究を綿密に行うことはもちろん大切です。ただ、コミュニケーションの取り方や場の空気の読み方などの「社会人としての基礎力」をいかにして身につけるのかという点にも気を配ってほしいと思います。勉強だけでなく、アルバイトや友人関係のなかで磨けるスキルにも、ぜひ目を向けてみましょう。
<S.Sさん>
企業研究においては、「自分の軸を持つこと」を大切にしてほしいと思います。「自分のやりたいこと」や「将来なりたい姿」を明確にすれば、自信を持って企業研究を進めることができるはずです。また、社員口コミサイトを駆使するなど、志望企業の“人”や“社風”を知るための取り組みにも力を入れていただきたいですね。
<I.Rさん>
最初から業種・業界を絞り込むのではなく、幅広い分野の会社を見て回ること。そして、「一緒に働きたいと感じた人がいるのか」に注目して、企業研究を進めていただきたいと思います。インターンシップやOB・OG訪問などを積極的に活用し、志望企業のリアルな雰囲気を自分の目で確かめてみてください。こうした取り組みを進めていくうちに、“自分らしく働ける会社”を見つけられるはずです。
<Y.Yさん>